インスタを運用する上で頭を悩ませるのが、どのくらいの頻度で投稿するべきなのか?ではないでしょうか。
投稿を作るのは楽ではなく、毎日投稿しようにも、避ける時間も労力も限られしまうため難しいでしょう。
インスタの最適な投稿頻度はどのくらいなのか?を理由と共にわかりやすく解説します。
インスタの最適な投稿頻度とは
インスタの最適な頻度は『毎日』です。1回よりも2回、2回よりも3回と、投稿数は多ければ多いほど良いです。投稿の数だけリーチ数を増やせるため、投稿頻度が高いほどフォロワーは増やしやすくなります。
投稿頻度が高いとフォロワーから「うっとおしいと思われないか?」と心配になる人もいますが、同じような投稿を繰り返してたらそのように思われてしまう可能性はあります。そのため、投稿数を増やしても質を落としてはいけません。
毎日投稿するのが大変な人は、最低でも週3〜4回を目指しましょう。それ以下になると、投稿頻度が高いアカウントに埋もれて露出しづらくなります。
インスタの投稿頻度に上限はなく、どれだけ増やせるかが大切です。とはいえ、投稿内容を作るのには労力がかかるため、毎日投稿を目標に少しずつ頻度を高めていくのがモチベーションを保ちやすいでしょう。
インスタで投稿頻度を増やすメリット
投稿頻度が高いほど、具体的には以下3つのメリットがあります。
- リーチ数を増やせる
- 効果検証が加速する
- 競合よりも目立てる
インスタは投稿がなければ何も始まらず、いきなり多くの反応を得られる投稿を生み出すことも簡単ではありません。そのため、投稿数を増やし、とにかく色んなパターンを試すことが特に最初のうちは重要です。
リーチ数を増やせる
リーチ数とは、投稿を見た人の数です。リーチ数にはフォロワーとフォロワー外が含まれ、フォロワー外へのリーチ数を増やさないことにはフォロワーは増えていきません。
フォローされるまでのステップは以下のようになり、入り口となるリーチ数が増えれば、結果的にフォローされる数も増えるといった公式になります。
- 投稿がフォロワー外のユーザーにリーチする
- 投稿を見たユーザーがプロフィールに訪れる
- プロフィールを見たユーザーがフォローする
プロフィールを訪れなくても、投稿の画面からフォローすることも可能なため、必ずしも流れはこの限りではありませんが基本は上記のとおりです。
例えば、1投稿あたりのリーチ数が1,000だとして、月10回投稿すれば1万リーチ、月30回投稿すれば3万リーチと差は歴然です。
リーチに対するフォロー率が1%だった場合、前者は+100フォロー、後者は+300フォローされる計算になります。
効果検証が加速する
投稿頻度は大切ですが、インスタ運用は量ばかりに囚われていては成功しません。インスタユーザーにとって価値がある内容でなければ、どれだけ沢山投稿を量産してもフォロワーは増えません。
特に運用初期の頃は、どんな内容・方向性が正しいのかはわからないため、とにかく色んなパターンを試すしかありません。
インスタの運用に正解はないため、常にトライアンドエラーが必要になります。インサイトを見ながら投稿内容を振り返り、反応が良いテーマやデザインを模索します。そのためには、検証材料となる投稿は少ないより多い方がよいのは間違いありません。
競合よりも目立てる
インスタのホーム画面(フィード)に表示される投稿は、エンゲージメントが高いユーザーのものが優先されます。
普段からよく見るアカウントの投稿が表示されやすいため、頻度が高いほど、投稿がフォロワーのホームに出やすくなります。
有益な内容であれば、インスタを開くたびに新しい投稿があれば目につきます。結果として、投稿頻度が少ない競合アカウントよりも目立つことができ、投稿に対する反応も徐々に増えていきます。
インスタで投稿頻度を増やすデメリット
投稿頻度を増やすこと自体にはメリットしかありませんが、ただ増やせばいいわけではなく、「とにかく量!」と安直に考えて投稿を量産するとデメリットの方が大きく働きます。
具体的には、以下の2つです。
- 同じような投稿ばかりだとアンフォローが増える
- 量と質がトレードオフになる
インスタ運用においてリーチ数は大切ですが、それ以上にフォロワーが求めているものに目を向けることが最も重要です。
同じような投稿ばかりだとアンフォローが増える
『認知』を取るためには、自己完結しやすい、比較的浅めの内容の投稿が向いています。深いテーマでは、アカウントの世界観や本質的な価値をまだ理解していない未フォロワーのユーザーには響きづらく、それよりも、誰でも理解できるような“わかりやすい投稿”がリーチ数を増やしやすいです。
投稿数を増やそうとして自己完結型の浅い(量産しやすい)投稿を繰り返す人が少なくありません。しかし、フォロワーからすれば同じような投稿が繰り返されると飽きてしまい、徐々にフォロー解除(アンフォロー)も増えやすくなるジレンマもあります。
そのため、投稿頻度を高める際は、認知を取るための投稿と、フォロワーに向けてブランディングを強化する投稿どちらも織り交ぜていくのが望ましいです。
量と質がトレードオフになる
前述の内容に関連しますが、量をこなすと質が下がるのはよくあることでしょう。インスタも同じで、投稿頻度を増やすことだけに注力してしまうと量と質はトレードオフになります。ですが、それは量にしか目がいかなかった場合です。
ここまで読んでお分かりのとおり、インスタの投稿は「ユーザーのニーズを満たす」ことが大前提です。量を増やした結果、ひとつひとつの投稿の質が低下してしまっては意味がありません。
投稿頻度だけを増やしても成果は出ない
フォロワーを増やしたり、インスタから集客するためには投稿頻度を増やすことは有効です。それは間違いありません。ただし、それだけでは当然ながら成果は出ません。仮にフォロワーは増えても、エンゲージメントが低いアカウントになってしまい集客まで至りません。
きちんとリサーチして、仮説をもとに投稿を発信して、どんな反応がとれたのかをインサイトで分析する。この繰り返しです。投稿数を増やすだけでなく、各投稿やアカウントの状態を細かく分析しないといけません。
正しいインスタ運用の流れは、以下のページで解説していますので興味がある人はこちらもご覧ください。
インスタの投稿頻度でよくある質問
投稿頻度の平均はどのくらい?
ある調査では、インスタの投稿頻度の平均は週4回となっています。
1日に何回も投稿して問題ない?
問題ありません。ただし、同じような内容(ユーザーにとって無価値)の投稿を繰り返すのは逆効果です。
投稿回数が少ないと伸びない?
投稿数=リーチ数のため、投稿回数が少ないと基本的にフォロワーは伸びません。ひとつの投稿がバズることで少ない頻度でも伸びることはありますが、エンゲージメントの低い母集団が形成される可能性があります。
投稿頻度はあくまで運用の一部
インスタの運用ではエンゲージメントをはじめとして、そこにつながるプロフィールアクセス率やフォロー率など他の指標も同時に追っていかなければいけません。
そのためには、ストーリーズやリールなど幅広いコンテンツを使いこなさなければならず、具体的に何をすればいいのか悩む運用者は少なくありません。
オアードでは、そんな「本気でインスタから集客したいが路頭に迷っている」方の運用を代行します。
一般的に流通しているインスタのノウハウの中には、アカウントを壊滅しかねない間違った情報もたくさんありますが、オアードの運用・集客ノウハウは、これまで300以上のアカウントで仮説・検証を繰り返して“実際に自社で確認済み”の確かなものに基づきます。
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