インスタ運用で守るべき鉄則ルール8選| 規約違反だけではない「やってはいけない行為」とは

インスタ運用においては、抵触すると規約違反になるなど絶対に守るべきルールと、規約違反にはならないが効果を出すために守った方が良いルールがそれぞれ存在します。

前者はインスタグラムの公式ブログ等で公開されていたり、一般常識の観点から当たり前に知られているものがほとんどですが、後者は正しいインスタ運用の方法があまり知られていないことから「え、知らずにやってしまっていた」項目があるかもしれません。

ただルールを守って運用するだけではなく、インスタから集客に繋げていくために何を守るべきかを解説します。

抵触すると規約違反になるインスタのルール

インスタグラムには『コミュニティガイドライン』が設けられており、抵触すると規約違反になるルールには以下のようなものがあります。規約違反と判断されたアカウントは凍結され、再開不可能になるケースもあります。

  • 公序良俗に反する投稿
  • コピーコンテンツの投稿
  • 他人を誹謗中傷する投稿
  • フォロワーの購入
  • ツールによる操作
  • 不正ログイン
  • DMやコメントのスパム行為
  • なりすまし行為

普通に運用していれば抵触するものは基本的にはなく、これらの違反を犯すときは作為的な運用をしている場合がほとんどです。相手ユーザーに一切のメリットがなく、自らのアカウントを売り込むようなアクションはNGであると認識しておけば問題ありません。

公序良俗に反する投稿

公序良俗とは、公の場では社会的に不適切という意味であり、アダルトや未成年者に悪影響となるものなどが該当します。他にも暴力的な投稿、厳密な線引きは公開されていませんが肌色が多い投稿(=アダルトの可能性がある)も当てはまるケースもあります。

悪意のない投稿であっても、インスタグラム側が予期されない方法で他人が悪用する可能性のあると判断した場合は削除されることもあります。

コピーコンテンツの投稿

コピーコンテンツとは、他人の投稿をそのまま転載して使用することです。いわゆるコピペ投稿であり、盗用になるため明らかなルール違反になります。投稿主やフォロワーにバレなければ大丈夫と考える人もいるかもしれませんが、インスタグラムの画像認識技術によって、コピーコンテンツであることは簡単にバレます。例えば、画像をそのまま使用して、キャプションとハッシュタグを変えるなどしても同様です。

どこまでがコピーコンテンツになるかの線引きも公にはされていませんが、タイトルやデザイン、内容に至るまでがほぼ一致する場合は該当する可能性が高いと考えておいた方がよいでしょう。ただし、テーマやニュアンスを参考にするケースは多いため、参考と盗用は異なります。

他人を誹謗中傷する投稿

当然ですが、他人を誹謗中傷する投稿も規約違反になります。何をもって誹謗中傷となるかも曖昧ではありますが、誹謗中傷を見かけたユーザーが通報することで明らかになり、インスタグラム側に違反であると判断されるという流れがほとんどです。

誹謗中傷ではなく、単なる議論の場合も多くありますので、悪意を持って他者の社会的信用を落とそうとすることがNGであると認識しておきましょう。

フォロワーの購入

フォロワーを販売する業者があります。金銭と引き換えにフォロワーを購入することができ、これが規約違反であると知らない、またはフォロワーを増やすために効果的な施策であると間違って認識したユーザーによる購入が未だに存在します。

販売はもちろん、フォロワーの購入もれっきとした規約違反になりますので注意しましょう。仮に規約違反でなかったとしても、フォロワーを購入することでのメリットは一切ありません。百害あって一利なしです。

詳しくは以下の記事で解説していますので、こちらもご覧ください。

インスタでフォロワーを購入してはいけない5つの理由|百害あって一利なしを言い切れるワケを解説

ツールによる操作

条件に合わせて自動でフォローしたり、自動でいいねを繰り返すシステムやツールがあります。インスタ運用者に向けて業者が販売・提供しているもので、このようなツールを稼働させて何かしらアクションすることも規約違反となります。簡単にいえば「機械的な操作」はインスタグラムがすべきではないと明言しています。

中でもよくあるのは「自動でいいねをするツール」です。不特定多数の投稿にいいねを繰り返すことで、いいねされたことで気になったユーザーからのフォローを狙うという手法のために使われます。大量のいいねを手動で行うのは非常に時間と手間がかかるため、これをツールで自動化しようと目論んだものです。

インスタの自動いいねツールを使ってはいけない理由|規制だけではない本当のデメリットを解説

インスタグラムは、基本的に何かしらの操作を自動化することを許しません。純粋にプラットフォームを楽しむべきであり、その中に、人の手ではない操作が含まれるべきではないためです。

不正ログイン

不正ログインとは、アカウントを作成したメールアドレス以外からのログインが該当する場合があり、セキュリティの観点から「本人ではないログイン」と判断された場合に抵触します。不正ログインを許してしまうと情報漏洩のリスクが高まるため、基本的には複数人によるアカウントへのログインは安全ではありません。

不正ログインではなかったとしても、一つのアカウントを複数人で共有して運用している場合もログインユーザーが多すぎると不正ログインに見なされて凍結することがあります。ただし、実際には5名程度までであれば不正ログインとはみなされなかったり、その時々によって変わるため注意しましょう。

DMやコメントのスパム行為

嫌がらせ目的の場合はもちろんですが、そうではなかったとしても、同じ内容のDMをたくさんのユーザーに送信したり、1日に大量のDMを送ることでスパム行為とみなされてしまうこともあります。

ユーザーごとに健全で自然なコミュニケーションをとっていれば、全く同じ内容のDMになることはないという前提があり、例えば、フォローしてくれたお礼のテンプレ的な内容を1日にたくさん送ると「不自然な連絡」と判断されるケースもあります。

アクションブロックがかかると、24時間経たないとDMやその他の操作ができなくなってしまいます。

なりすまし行為

他人になりすましてアカウントを作成したり、投稿をすることは規約違反になります。なりすなしだと気づいたユーザーからの通報によって発覚し、バレればアカウントは凍結となります。

規約違反ではないが守るべきインスタのルール

インスタにおけるルールとは、規約違反しないように守る項目はあくまで最低限のものです。正しく運用する上でそれは当然のこととして、インスタから集客するためには知っておくべき鉄則とルールも存在します。上記の内容と合わせて、以下のルールから逸脱していないかどうかも確認しましょう。

  • いいね活動やフォロー活動はしない
  • DMやコメントを放置しない
  • 売り込みはしない
  • コンセプトをぶらさない

横行しているために、問題のある行為とは知らずに行ってしまっているユーザーは少なくありません。もし抵触している項目がありましたら即刻中止すべきです。

いいね活動やフォロー活動はしない

前述したいいね活動に加えて、フォローバック目的で他ユーザーをフォローする「フォロー活動」も非推奨です。理由は、エンゲージメントが低い母集団が形成されてしまうためです。投稿に価値を感じてフォローしていないフォロワーが増えることで、ストーリーズの閲覧率は下がり、ひいては集客のメインフェーズでもあるライブ配信の視聴率も低下します。

フォロワーは数字ではないため、“フォローする目的”がしっかりとしていなけえればならず、いいね活動やフォロー活動で仮にフォロワーが増えたとしても、それは自身にとってもメリットがない集客方法ということです。

また「いいね活動」と「フォロー活動」は、自動であっても手動であっても絶対にNGです。手動で気になった投稿にいいねをすること自体は普通のアクションであり、それが1日にたくさん発生したとしても当然ながらペナルティ等はありません。

ただし、それが何の目的で行われたかが重要であり、フォローバックを狙っているのであれば今すぐやめることを推奨します。加えて、自動化ツールによるスパム行為はアカウント凍結のリスクもあります。

DMやコメントを放置しない

インスタグラムはユーザー同士のコミュニケーションを大切にしており、投稿を拡散させるためのシグナルとしています。とくにDMや投稿に寄せられるコメントは重要であり、放置してはいけないことはもちろん、なるべく早く返信することが大切です。

フォロワーが増え、DMやコメントの数が多くなってくるとすべてに対応するのは時間的にも難しくなってきます、それでもひとつひとつ丁寧に返信することで好感が持たれ、今後も投稿を見てくれるフォロワーが増えるでしょう。逆に、冷たい印象を持たれてしまうと投稿やストーリーズを見てくれなくなる可能性もあります。

フォロワーは増やすことがゴールではないため、フォローしてくれてからがスタートです。

売り込みはしない

インスタのユーザーは売り込みを嫌います。もちろんこれはインスタに限った話ではないのですが、インスタで売り込みをすると「内部エンゲージメントが下がる」といった明らかなデメリットが発生します。

コミュニケーションをとらずにいきなりDMでセールスをかけたり、ストーリーズで頻繁に商品やサービスを紹介するアカウントが後を絶ちません。

サービスを購入したいユーザーにアプローチする分には問題ないのですが、「とにかく売り込みたい」と自己都合でDMをばらまいてしまうと、うっとおしいと感じたユーザーはそれ以降ストーリーズや投稿に反応しなくなるでしょう。

前述のとおり、投稿がフォロワーにリーチしなくなると、フォロワーが増えづらくなる負のスパイラルに入ってしまいます。

コンセプトをぶらさない

インスタグラムは、アカウントごとで得意なジャンルやテーマを認識します。プロフィールに書かれている内容や、投稿の内容、投稿に使用されるハッシュタグまで、アカウント内のさまざまなコンテンツからヒントを得て「このアカウントは○○○に関するアカウントだ」と理解してもらいます。

プロフィールから投稿内容まで一貫性を持たせなければならない理由はそれだけではありません。投稿を発信してユーザーと接点を作り、内容に興味を持ってくれたユーザーがプロフィールに訪れます。そのときに、投稿内容とプロフィール内容で乖離が発生してしまうと、フォローされづらくなるためです。

インスタ運用で困ったときは

インスタにおけるルールは理解できても、インスタは他SNSに比べてコンテンツの幅が広く、正しい運用のために何をすればいいのか悩む運用者は少なくありません。

オアードでは、そんな「本気でインスタから集客したいが路頭に迷っている」方の運用を代行します。

一般的に流通しているインスタのノウハウの中には、アカウントを壊滅しかねない間違った情報もたくさんありますが、オアードの運用・集客ノウハウは、これまで300以上のアカウントで仮説・検証を繰り返して“実際に自社で確認済み”の確かなものに基づきます。

正しいインスタ運用で、効率的に集客したい方からの相談を随時お待ちしております。

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