「インスタのアカウントが凍結した」
身の回りで、このような目にあっている人がいたことはありませんか？
凍結とはアカウントが使えない状態になることであり、インスタグラムで凍結するときはほとんどの名合きちんとした原因があります。
中には、知らずにやってしまっている項目もあるため、今後の運用における不安を少しでも下げたい人は目を通しておくとよいでしょう。
インスタアカウントが凍結するとどうなる？
インスタでアカウントが凍結すると、ログインできなくなってしまいます。凍結したかどうかは、規約違反に抵触した旨の通知が届くため事態を把握することは可能です。
また、短時間に大量のDMやフォロー、フォロー解除などを行うとアクションブロックという処置がとられ、一定時間、これらの操作ができなくなります。アクションブロックは凍結とは異なり、アカウント自体は使用できるため、事態の重さは凍結の方が圧倒的に上です。
他にも、看過できないほどの悪質な行為が発覚した際には、凍結ではなくアカウントが強制削除されるケースもあります。
ちなみに、凍結したアカウントを他ユーザーが見ると、ユーザー名とプロフィール写真は表示されるものの、ほぼ非公開アカウントのようにプロフィールやフォロー数、フォロワー数が表示されなくなります。そのため、他ユーザーからも凍結していることが推測することが可能です。
インスタが凍結する原因
インスタが凍結する原因は以下の4つです。厳密には他にも原因とされるものはありますが、ほとんどの場合、以下のいずれかであることが多いでしょう。
- 規約違反
- 過剰なアクション
- 商標権侵害
- 他ユーザーによる違反報告
普通に運用していれば抵触するものは基本的にはなく、これらの違反を犯すときは作為的な運用をしている場合がほとんどです。相手ユーザーに一切のメリットがなく、自らのアカウントを売り込むようなアクションはNGであると認識しておけば問題ありません。
インスタグラムの規約にも、違反した場合にアカウントが停止される旨が記載されています。正しく運用していれば凍結のリスクは低いですが、インスタグラムの理解を深めるためにも一度規約に目を通しておくとよいでしょう。
利用者によってサービスにシェアされたいずれかのコンテンツや情報が本利用規約や弊社のポリシー(Instagramコミュニティガイドラインを含む)に違反していると弊社が判断した場合、または法律によりその削除が認められているか義務付けられている場合、弊社は当該コンテンツや情報を削除することができます。弊社は、コミュニティまたはサービスを保護する目的上、サービスの全部または一部の提供を直ちに拒否または停止することができます(Meta製品やMetaグループ企業の製品へのアクセス権の取り消しや停止を含む)。
規約違反
中でも、インスタのアカウントが凍結する主な原因は「規約違反」です。インスタグラムには『コミュニティガイドライン』が設けられており、抵触すると規約違反になるルールには以下のようなものがあります。
- 公序良俗に反する投稿
- コピーコンテンツの投稿
- 他人を誹謗中傷する投稿
- フォロワーの購入
- ツールによる操作
- 不正ログイン
- DMやコメントのスパム行為
- なりすまし行為
例えば、アダルトや未成年者に悪影響と思われる投稿や、他人の社会的信用を侵害する行為です。明らかな悪意をもって行われるものであり、インスタグラムはこういった悪質な操作を排除するように努めています。
過剰なアクション
短時間に大量のDMやフォロー、フォロー解除などを行うとアクションブロックという処置がとられ、一定時間、これらの操作ができなくなります。線引きは明確にはされていませんが、どのくらいアクティブなアカウントかによっても、凍結するかどうかが変わってくる場合があります。
例えば、DMを送信することだけを目的にアカウントを作成、フォロー数がやフォロワー数がゼロの状態でDMを数通送るとすぐに凍結するケースもあります。つまり、さまざまな観点から総合的に見て、自然な操作かどうかもある程度は見られてているということです。
著作権や商標権の侵害
他社や他人の商標を、許可を取らずに勝手に使用した場合、著作権侵害等でアカウントが凍結する場合があります。
他者の個人情報や秘密情報を許可なく投稿したり、知的財産権などの他者の権利を侵害したりする行為(著作権侵害、商標侵害、偽造、海賊品など)は禁止されています。
利用者は、適用法により認められている著作権および関連する権利の例外事項または制約事項に基づき、他者の制作物を使用できる場合があります。利用者は、ご自身が投稿またはシェアするコンテンツに関して必要なすべての権利を保有しているか取得済みであることを表明するものとします。ご自身の知的財産権を侵害していると思われるコンテンツについて報告する方法などについて、詳しくはこちらをご覧ください。
素材として転載すると一発アウトかというそうではなく、他人のものをさも自分の創作物かのように見せることが侵害となります。とはいえ、グレーゾーンだから無許可で使用していいかこともないため、例えば他社のサービスロゴを使用する場合などは、基本的には許可をとらなければ訴えられる可能性が十分にあると認識しておきましょう。
他ユーザーによる違反報告
インスタグラムでは、ユーザーが他のユーザーを違反報告することができます。原因はさまざまですが、例えば誰かをいたずらに誹謗中傷する投稿があったなど、倫理的にも問題がある場合は違反として報告されやすいでしょう。インスタグラムでは、炎上商法は通用しません。
しかし、違反報告が1件あればすぐに凍結するということはなく、一定数の報告があがってきて、インスタグラム側が違反があったかどうかを確認した後にジャッジされます。そのため、明らかに他者を傷つけるような投稿をすると、多数の反感を買い、凍結しやすくなるということです。
凍結したアカウントを復活させる方法
正しく運用していれば凍結しないはずのインスタグラムですが、まれに、思い当たる節がないにもかかわらずアカウントが凍結することもあります。数万人以上のフォロワーがいるような、少し目立ったアカウントで発生することがあるようです。
凍結したからといって、再開できる可能性はゼロではありません、以下の操作によって凍結したアカウントを復活させられる可能性があります。まずはインスタグラムのヘルプセンターに異議申し立てを送りましょう。
14日以内に異議申し立てをする
凍結から14日以内に、インスタグラムのヘルプセンターから異議申し立てを行いましょう。記載する項目は、ユーザーネームやメールアドレスなど、実際の運用者であれば入力が簡単なもののみとなっています。
「このアカウントの完全な閉鎖に関して異議申し立てを行いたい理由」の欄には、規約違反をしていないことや、具体的にどのような運用をしていたかを端的に記載するとよいでしょう。
本人確認に必要な情報を送る
異議申し立てを送ると、続いて認証コードと本人確認を送信します。認証コードはインスタグラムから送られてくるメールに記載されており、本人確認を含む以下の項目を記載した紙を用意し、顔が映るようにして写真をとり送信します。
- 認証コード
- 名前
- ユーザー名
書かれている文字が不明瞭だと本人確認がとれない可能性もあるため、大きな文字でわかりやすく記載するようにしましょう。
プロアカウントの場合は「公的な文書の写し」が必要
プロアカウント（ビジネスアカウント）の場合は、上記に追加して「公的な文書の写し」が必要になります。具体的には以下の書類のうち、いずれか一点を送信すれば問題ありません。
- 確定申告の写し
- 公共料金の領収書
- ドメインの登録証明
- 会社設立の契約書
- 会社定款
- 事業免許
インスタのアカウント凍結でよくある質問
異議申し立てしてから復活までどのくらいかかる？
ケースバイケースです。一概に「○○日以内に復活する」とはいえず、1週間以上かかったケースもあれば、異議申し立て後にすぐに凍結が解除されたケースもあります。目安としては1～2週間ほど待ってみてから判断するとよいでしょう。
規約違反していないのに凍結されるのはなぜ？
インスタグラム側の誤操作である可能性があります。もちろん、具体的な凍結理由はブラックボックスのため明言はできませんが、まれに規約違反していないのに凍結されるケースがあります。また、心当たりがないだけで違反報告が多数集まるような投稿をしていないかも改めて確認しましょう。
アカウントを放置していると凍結される？
インスタグラムではアカウントを放置していると凍結されると言われていますが、こちらも「その可能性がある」ということで明確な原因とはいえません。また、「○○日ログインしていないと凍結する」のルールも表向きには存在しないため、心配なら定期的にログインだけはしておくなど完全に放置しないようにしましょう。
凍結したアカウントを放置しているとどうなる？
凍結したアカウントを放置し続けると、インスタグラム側の判断で削除されます。どのくらい放置すると削除されるのかは明確にはされていません。
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