WEB編集者が教える!効果的なWEBライティングの練習方法とは

WEB ライティング 練習

WEBライティング初心者やこれから始めようとしている人の中には、WEBライティングは始めやすそうだという理由で興味を持った人もいるでしょう。
たしかにWEBライティングはプログラミングなどの専門性の高い副業に比べて敷居は低いです。
しかしWEBライターとして活躍しようとすれば、それなりの練習が必要となります。

そこで本記事では、一般的な文章練習とは違うWEBライティングならではの練習法を解説していきます。
もしWEBライターとして行き詰まりを感じているならば、本記事で紹介する練習に取り組むことでブレイクスルーがあるかもしれません。

目次

一般的な文章とWEBライティングの違いを解説

WEB ライティング 練習

紙の本やWEB上のエッセイなどの文章とWEBライティングは、同じ文章でも目的が異なっているため、書き方に違いがあります。
というのもWEBライティングは一般的な文章と違って、情報を伝えることと共に、検索上位を獲得するという目的があるのです。

例えて言えば、一般的な本では基本的に切り分けられている文筆とマーケティングを、WEBライティングでは一挙に行おうとするのです。
そのため、WEBライティングは一般的な文章では意識することのないことも考慮する必要があります。
以下ではWEBライティングで意識しなければいけないことを、一般的な文章の特徴と比較しながら見ていきます。

とにかく「わかりやすく、丁寧に」が基本

WEBライティングではまわりくどい文章は避け、分かりやすい表現をすることが重要です。
なぜなら、分かりづらい文章は読者がサイトを離脱する原因となってしまうからです。

紙の本などお金を払った文章では、多少分かりづらい部分があっても、簡単に別の本に移ることはないでしょう。
しかしWEBの場合、読者は参考にするサイトを気軽に乗り換えることができます。
そのため、分かりづらい文章が続けば別のサイトに解答を求めに行ってしまいます。

では、WEBライティングにおいて「分かりやすい文章」はどういうものかというと、それは「読者が知りたい情報を端的に伝えている文章」のことです。
文学的表現は分かりづらくまわりくどい場合が多いため、WEBライティングでは必要ありません。

WEBライティングを始めようと思っている人やWEBライター初心者の中には、文章を書くのが得意だと感じている人もいるかもしれません。
確かに基本的な文章力はWEBライティングでも役立ちますが、文学などに強い影響を受けている場合は注意が必要です。
その場合は、まず一般的な文章とWEBライティングを切り分けることから始めましょう。

WEBライティングに主観は必要ない

先述したとおり、WEBライティングは読者が知りたい情報を端的に伝えることがミッションであるため、基本的にライターの主観は必要ありません。
もちろんWEB記事にも様々なものがあり、エッセイやブログなどではライターの主観が共感を喚起する効果を発揮します。

しかし、検索結果で上位表示を獲得することを目的としたWEBライティング(またはSEOライティング)では、情報の正確性が重要となります。
そしてWEBライティングにおける主観的な表現は、情報の正確性に疑問を感じさせる原因となってしまうのです。

主観を取り除くためには、「 〜と思います」や「〜と考えます」などの表現を使わないようにしましょう。
もし「思う・考える」ことがデータによる裏づけが可能ならば、そのデータを根拠として提示し、断定的表現(「です」など)に置き換えることができます。

また、形容的表現も主観が入り込んでいます。
たとえば「彼は身長が高いです」における「高い」という表現は、書き手がそう思っているだけの可能性もあります。
その「彼」を別の国の他の人と比べてみたら、そこでは平均身長か平均身長以下であるかもしれません。

「高い」等の形容表現を使う場合は、具体的な数値などに置き換えてみると良いでしょう。
または、客観的なデータと比較した上でなら「高い」等の形容表現も可能になります。たとえば「日本人の平均身長と比較して、彼の身長は高い」のように。

以上のように、主観的表現は様々な方法で客観的表現に置き換えが可能です。
とはいえ、主観的表現を排除することが目的にならないように注意してください。
あくまでも目的は読者が知りたい情報を届けることです。
読者に納得してもらうために客観的表現をする、ということを忘れないでください。

キーワード検索した人の悩みを素早く解決してあげる

WEBライティングでは、知りたいことや悩みがあってキーワード検索をした人に素早く解答を提示することが求められます。
理由はWEB記事の特性によるものです。
WEB記事は基本的に上からスクロールして読んでいきます。
そのため、もしユーザーの悩みに対する解答が記事のずっと下の方にあったら、解答を探すのが面倒になって記事から離脱してしまいます。

特に近年はスマートフォンで読まれることを意識なければなりません。
総務省「通信利用動向調査」(2018)によると、インターネット接続端末の利用状況は6歳〜59歳までの世代で、スマートフォンがパソコンを上回っています。
さらに2017年調査では、13歳〜59歳はインターネット利用率が90%を超えるコア世代であることがわかります。
つまり活発にインターネットを使用する世代は、パソコンよりスマホを利用しているということです。

スマートフォンは画面が小さく、記事内で目当ての情報を探すのがパソコンよりも面倒です。
そのため、スマートフォンがさらなる普及が予想されるなか、検索目的に対する回答を早い段階で提示することの重要性はますます高まっています。

効果的なWEBライティングの練習方法

WEB ライティング 練習

ここまではWEBライティングに特有の文章の書き方を見てきました。
以下では効果的なWEBライティングの練習方法を解説しますが、練習の種類にもWEBライティングならではのものがあります。
それでは詳しく見ていきましょう。

お手本にしたい文章の写経(しゃきょう)をする

書くことに苦手意識を感じている人や、単純に文章を書く経験が少ない人は、お手本にしたい文章を見つけて写経してみると良いです。なぜなら、写経を続けることで自分なりの文体が定まってくるためです。

ただしお手本とするのはWEB上の記事にしましょう。
先述したとおり、WEBライティングと文学などは表現の仕方や想定読者が異なるためです。

また写経する際は、写経することが目的にならないよう注意してください。
写経自体は文章を上達させるための手段です。
写経を効果的に行うためにも、次のことを意識してください。

すなわち写経しながら文章のリズムを感じ、文と文のつながりを意識し、そして「なぜ今この文が必要なのか」を問い、文の役割を考えることです。

そして、当然ながら1回まねしただけでは身につきません。継続して何度も練習することで、良質な文章の要素が体に染みついて、自分の文章にもそれが現れるようになります。そうして徐々に出来上がるのが、自分なりの文体です。ひとたび文体が定まってくると、書くスピードも格段に速くなります。

文章を書く前に記事構成を考える

「文章が思いつかない」「考えがまとまらない」と悩んでいる人は、文章を書く前に記事構成を考えることをおすすめします。
先に構成を練り上げておくことで、記事全体の流れを把握することができ、文章が書きやすくなるためです。

構成を作らずに思いつくまま書いていくと、あれもこれもと情報を詰め込んでしまいがちです。
しかし構成があれば、構成上必要な情報はどれかを精査することが容易になり、まとまりのある簡潔な文章が書けるようになります。

また、構成を作って記事全体の流れを決めておくことで、ストーリー性のある記事も書けるようになります。
ストーリーが明確な記事は、最後まで読んでもらいやすいです。
構成は文章を書く際の補助線となります。
もし文章が書けないと悩んでいるならば、構成作りに時間をかけてみてはどうでしょうか。

他の人の書いた記事をリライト(添削・編集)する

仕事としてではなくても、自分でピックアップした他の人の記事をリライト(添削・編集)するのも、WEBライティングの効果的な練習法です。
リライトを繰り返すことで、修正のパターンが見えてきます。すると、自分で記事を書く際にパターン化された間違えを避けて、再現性の高い記事を書けるようになるでしょう。

リライトを行う際はリライトの方向性・目的を定めましょう。
「検索意図に対して分かりやすい解答を与えているか」「まわりくどい文章はないか」など、注目するポイントを明確にしてください。
リライトのポイントを用意しておくことで、修正箇所を発見しやすくなります。

また、リライトの方向性を定めておくことで、「この点については直すところがない」というように、記事の良い点にも目を向けやすくなります。
そのようにして良い記事を見つけたら、ブックマークしていつでも参照できるようにしておきましょう。

以上のように、リライトは間違え探しだけでなく、良さを見つける目を養うことができるのです。
文章の良し悪しを判断する力が付けば、自分の文章を一定以上の水準にキープすることができるようになります。

文章のプロに添削やフィードバックをもらう

文章力アップのためには、自分以外の誰かに書いたものを読んでもらうことが欠かせません。
そこで文章を読んでもらう相手として、文章のプロに添削やフィードバックをもらうのが良いでしょう。

プロに添削を行ってもらうことのメリットは、1つは他人の意見が聞けるということです。
当然のことを言っているようですが、実は重要な観点です。

というのも、WEBライティングでは読者の悩みを解決できるかが肝となりますが、ただ漫然と依頼を受けて記事を書いているだけでは、実際に読者が悩みを解消したのかは分かりません。
しかし添削を依頼すれば、実際に読者の声を聞くことができるのです。

プロに添削を依頼するもう1つのメリットは文章についての専門的なアドバイスがもらえることです。

私たちは普段普通に言葉を操っているため、言葉(あるいは文章)についてよく知っていると感じます。
しかし試しに日本語の文法ついての解説書を見れば、多くの知らない知識で溢れています。
たとえば接続詞ひとつとっても、「すなわち」や「つまり」の使い方の違いなど説明に困るものも多いはずです。

文章をたくさん書くことで、文章力を高めることはできます。
しかし、知らない知識については一向に改善されることはないでしょう。
だからこそ文章力のさらなる向上のためには、文章のプロに添削をしてもらって、新しい知識をインストールすることが重要なのです。

Twitterやブログを毎日配信する

書く経験が少ないと感じている人は、毎日自分で情報発信を行う場を作ると良いでしょう。
おすすめはTwitterとブログの組み合わせです。

Twitterの特徴は、140字という制限のなかで文章を書かなければならない点にあります。
そして「いいね」をもらうためには、その140字に分かりやすく惹かれる内容を盛り込んでいなければなりません。
「140字=端的に」「分かりやすく」「興味深い」というのは、WEBライティングにおいて必須の要素です。

とはいえ、WEB記事では長文を書かなければならないため、TwitterだけではWEBライティングの練習として物足りません。しかしブログならば、長い文章を整理して書く練習ができます。

さて、WEBライティングでは「端的でわかりやすい文章をユーザーの検索ニーズに沿った論理構成で配置する技術」が求められます。
そして以上見てきたように、ブログとTwitterを組み合わせならば、その練習ができるのです。

なお、どんな分野にしても同じことですが、Twitterとブログの配信も毎日継続して行うことが重要です。
しかしその一方で、毎日続けることが目的になってツイートやブログ記事が雑になることにも注意しましょう。

WEBライティングの練習が進まない場合の対策とは

WEB ライティング 練習

WEBライティングの練習を続けていると様々な壁にぶつかります。
「写経やブログ配信を続けるのがキツい」「成長しているのか分からない」など。
このように、もし練習が進まなくなってきたと感じたら、スクールでライティングの勉強をするのも有効な手段です。

お金を払ってスクールに通うことで、対価に見合う技術を身に付けようするため、モチベーションの維持がしやすくなります。
また添削指導などがあれば、自分の文章力の変化に気づいてもらうことで、成長を実感できるようになるでしょう。

WEBライティングの練習において一番避けたいのが、練習しない期間が続いてしまうことです。
もし挫折しそうになったら、一度スクールの門を叩いてみると良いでしょう。一時的に出費をすることになっても、長期的には大きなメリットとなって返ってくるはずです。

まとめ:WEBライティングの守破離を守ろう

WEBライティングには、「WEBの読者が知りたい情報を端的に伝える」というWEBライティングならではの流儀があります。
本記事で解説したとおり、これはWEBライティングに特有のものであって一般的な文章とは異なります。

したがってWEBライティングの練習も、WEBライティングの世界における守破離を守らなければなりません。
WEB記事の写経やブログ・Twitterの毎日配信など、WEBライティングの練習は大変なものも多いですが、結局はWEBライターとして大成するための近道なので継続を心がけましょう。

この記事を書いた人

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