Webライティングに関する書籍は、様々なタイトルが発売されています。
たくさんの本の中から、本当に役立つ書籍を探し出すことは骨の折れる作業です。そもそも初心者ではどれが学習に役に立つ本なのかを判断することが難しいでしょう。
今回は現役ライターである筆者が、Webライティングの勉強を行う上で本当に役に立った(今でも参考にしている)おすすめの書籍を用途ごとにご紹介します。
Webライティングのおすすめ本3冊
Webライティングには紙媒体とは違う知識が求められます。具体的には、コンテンツマーケティングの知識やSEOの知識などです。
これらの知識を理解しておくことでWebライターとしての質がグッと上がります。
Webライティングの知識が包括的にまとめられた書籍を3冊選びました。Webライティング初心者から中級者までおすすめできる内容です。
SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64

書籍名 | SEOに強い Webライティング 売れる書き方の成功法則64 |
著者 | ふくだ たみこ |
出版社 | ソーテック社(2016/8/31) |
ページ数 | 296ページ |
価格 | 単行本:2,178円(税込み) Kindle版:653円(税込み) |
ライティングの講座やセミナーなども行うふくだたみこ氏の著書。タイトルの付け方や、パラグラフライティングなど、Webライティングの手法が体系的に分かりやすくまとめられています。
単にWebライティングについてのみならず、コンテンツマーケティングの設計方法などにも触れられています。ライターだけでなく、自身のコンテンツを作りたい経営者にもおすすめの一冊です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4800711444/
沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘

書籍名 | 沈黙のWebライティング —Webマーケッター ボーンの激闘 |
著者 | 松尾茂起 |
出版社 | エムディエヌコーポレーション (2016/11/11) |
ページ数 | 632ページ |
価格 | 単行本:2,200円(税込み) Kindle版:1,980円(税込み) |
コンテンツマーケティングを得意とする株式会社ウェブライダー代表の松尾 茂起の著書です。
伝説のWebマーケッター・ボーン片桐が奮闘する大人気シリーズ。個性的なキャラクターが登場する漫画形式になっているので、内容がわかりやすく、スッと頭に入ってきます。
それでいながら、Webライティングやコンテンツマーケティングの本質を理解することができる良書です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4844366238/
頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書

書籍名 | 頑張ってるのに稼げない現役Webライターが毎月20万円以上稼げるようになるための強化書 |
著者 | 吉見夏実 |
出版社 | 秀和システム(2017/08/15) |
ページ数 | 256ページ |
価格 | 単行本:1,650円(税込み) Kindle版:1,485円(税込み) |
Webライター・講師である吉見夏実(なつみと)氏の著書。
Webライティングの書き方というよりは、タイトルの通り仕事が取れないと悩んでいるライターのための内容です。
原稿をクライアントの求める質に高める方法や、クラウドソーシングでの仕事の取り方、注意点など、現場をよく知る先駆者の知恵がこれほどまでかと詰まった一冊です。
リピートされないと悩んでいるライターは一度読んでみることをおすすめします。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/479805139X/
文章力アップのおすすめ本3冊
文章力に不安がある場合におすすめの書籍を3冊ご紹介します。
よく「Webライティングに文章力はいらない」などと言われますが、それは小説家などと比べての話です。Webライターの役割は、正しい情報をわかりやすくまとめることです。
あえて文章を崩す技法もありますが、それは基本ができてこそ。読者にわかりやすく読みやすい内容にするためには、正しい文法を理解しておく必要があります。
新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング

書籍名 | 新しい文章力の教室 苦手を得意に変えるナタリー式トレーニング |
著者 | 唐木 元 |
出版社 | インプレス(2015/8/11) |
ページ数 | 208ページ |
価格 | 単行本:1,430円(税込み) Kindle版:1,168円(税込み) |
カルチャーニュースサイト「ナタリー」で社内向けに行われる新人教育トレーニングを、一般向けに公開した書籍です。
文章の構造からわかりやすく説明されていて、文章が苦手という人でも書き方が理解できる内容になっています。
1~5章で構成されており、1章の内容を実践するだけである程度の文章は書けるようになります。
https://www.amazon.co.jp/exec/obidos/asin/4844338722/
20歳の自分に受けさせたい文章講義

書籍名 | 20歳の自分に受けさせたい文章講義 |
著者 | 古賀 史健 |
出版社 | 講談社 (2012/1/26) |
ページ数 | 280ページ |
価格 | 単行本:1,651円(税込み) |
現役ライターである著書の、15年の現場経験から導き出した文章理論が詰まった一冊。
『話せるのに書けない』、『文章にリズムがない』、『「読みづらい」「わかりにくい」と言われてしまう』などのお悩みに答える内容になっています。
これからWebライターとして活動する人はもちろん、現役Webライターの方にも読んでほしい良書です。
https://www.amazon.co.jp/gp/product/4061385100/
10倍速く書ける 超スピード文章術

書籍名 | 10倍速く書ける 超スピード文章術 |
著者 | 上阪 徹 |
出版社 | ダイヤモンド社 (2017/8/24) |
ページ数 | 256ページ |
価格 | 単行本:1,650円(税込み) Kindle版:1,336円(税込み) |
初心者Webライターの多くが突き当たる壁の一つが、文章を書くスピードが遅いという問題でしょう。
多くのライターが文字単価・記事単価で仕事を請け負っています。書いた分がそのまま収入となるため、ライターにとって文章スピードは死活問題です。
特に駆け出しの頃は単価が安いので、どうやって仕事量をこなすかが悩みどころです。そんな方にはぜひ一度読んでみてほしい内容です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4478102449/
セールスライティングのおすすめ本3冊
Webライティングにはセールスライティングの技術も重要です。単に構成のできている記事を埋めるだけであれば、正確な情報をわかりやすくまとめられれば十分です。
しかし、より上流の工程に進みたいのであればセールスライティングを学んでおいた方がいいでしょう。
Web記事の主な役目は集客ですが、最終的なゴールは商品を制約させることが目的だからです。セールスライティングが学べるおすすめの書籍をご紹介します。
人を操る禁断の文章術

書籍名 | 人を操る禁断の文章術 |
著者 | メンタリストDaiGo |
出版社 | かんき出版 (2015/1/21) |
ページ数 | 224ページ |
価格 | 単行本:1,540円(税込み) Kindle版:1,386円(税込み) |
心理学で有名なメンタリストDaiGo氏の著書です。DaiGo氏は数々の書籍を出版していますが、普段本を読まない人でも読みやすいように文字量を少なくするなどの工夫が施されています。
文字量は少ないながらも内容は凝縮されていて、役立つセールスライティングの知識が詰め込まれています。
そして、数々のテクニックが具体的な事例と合わせて紹介されているため、すんなりと理解できると思います。
冒頭文からDaiGo氏の文章テクニックに引き込まれること請け合いです。
https://www.amazon.co.jp/dp/476127056X/
10倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方

書籍名 | 0倍売れるWebコピーライティング ーコンバージョン率平均4.92%を稼ぐランディングページの作り方 |
著者 | バズ部 |
出版社 | 技術評論社 (2014/4/16) |
ページ数 | 144ページ |
価格 | 単行本:1,628円(税込み) |
コンテンツマーケティング業界で一世を風靡した、バズ部のセールスライティング技術が惜しげもなくまとめられた一冊。
小難しく複雑に思えるセールスライティングの原理原則を、コンテンツマーケティングに絞ってわかりやすく綴られています。
この書籍を参考にすれば、セールスライティングの素人でも効果的なセールスページを作ることが可能です。付属のワークシートに従って、実践的に学習を進めることができます。
https://www.amazon.co.jp/dp/4774164410/
買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則

書籍名 | 買わせる文章が「誰でも」「思い通り」に書ける101の法則 |
著者 | 山口 拓朗 |
出版社 | 明日香出版社 (2014/9/16) |
ページ数 | 208ページ |
価格 | 単行本:1,650円(税込み) Kindle版:1,568円(税込み) |
数々の書籍を出版しライティングサロンの主宰なども行う、伝える文章の専門家・山口拓朗氏の著書。
土台となる本質的な考え方から、事例、文章テンプレート、細かなテクニックなど、買わせる文章をわかりやすく体系的に学べる内容となっています。
この本の内容を理解すればWebライティングのみならず、企画書、ビジネスメール、SNS発信など、文章を書くありとあらゆる場面に応用することが可能です。
https://www.amazon.co.jp/dp/4756917208/
まとめ
ライターの勉強に役立つ、おすすめのWebライティング本9選を紹介しました。どの書籍も、著者の経験と知識がふんだんに盛り込まれた素晴らしい良書ばかりです。
しかし、文章術は読んだだけで身につくほど単純なものではありません。日頃のライティングの中で実践を繰り返すことで身に着けることができます。